@そもそも仮想通貨とは

今話題の仮想通貨。
2017年4月に法改正が行われ、正式に通貨として認められました。
2017年は仮想通貨元年と言われています。

 

まずはじめに、そもそも仮想通貨(かそうつうか)とは一体何なのか?
仕組みや構造など基本的な知識を確認していきましょう。

 

もくじ

 

・仮想通貨とは
・ビットコインとは
・仮想通貨はどこで使えるのか
・電子マネーとは違うのか
・デジタルを信頼していいのか
・従来のお金と仮想通貨の構造の違い
・管理方法の違い
・個人情報がバレる危険はないのか?
・仮想通貨のメリット
・価値を保つ仕組み
・まとめ

 

初投稿2017年5月
最終更新2018年1月

仮想通貨とは

 

仮想通貨とは、インターネット上の通貨のことです。

 

通貨です。金融商品ではありません。
「円」や「ドル」や「ユーロ」などと同じ通貨です。

 

仮想通貨の中の一つとして、「ビットコイン」や「イーサリアム」などが存在します。
仮想通貨というものが大きい概念であるのに対し、ビットコインやイーサリアムなどは固有名詞です。
現在は600種類以上存在しています。

 

仮想通貨

ビットコイン、イーサリアム、モナコインなど多数

 

 

ちなみに、仮想通貨は、暗号通貨と呼ばれることもあります。
仮想通貨というとポイントカードや電子マネーと誤解される場合があるので暗号通貨と言うと確実です。
ですが普通に仮想通貨と呼ぶことが一般的です。

 

仮想通貨とは、インターネット上の通貨。

 

ビットコインとは

仮想通貨の一つで、一番最初に開発された仮想通貨です。
2009年に誕生しました。現在もっとも流通量が多く、有名です。
1BTC、2BTCと数えます。2017年10月現在で、1BTCは約60万円くらいの価値があります。
11月追記※100万円を超えました!
翌1月追記※一時240万円を超えましたが120万くらいに収まってます。

 

ビットコインとは、世界でもっとも有名で人気な仮想通貨のうちの一つ。

 

仮想通貨はどこで使えるのか

 

仮想通貨はインターネット上の通貨ですが、通貨という意味では円やドルなどと同じです。
仮想通貨支払いに対応しているお店で買い物をしたり、仮想通貨を使っている人同士で金銭のやりとりをしたりできます。最近では、ヨドバシカメラでビットコイン支払い対応が始まりました。

 

「円で払ってもいいし、ビットコインで払ってもいい。ドルで払ってもいい。元はダメ。ユーロもダメ。ポンドはOK。」

 

といったように、お互いが何の通貨を使いたいかで決まります。

 

ビットコインも、使う人が増えれば増えるほど、使う機会が増えます。他の仮想通貨も同じです。。

使いたい人同士で使う。

 

電子マネーとは違うのか?

根本的に全く異なります。
電子マネーは、現金を持ち歩かなくて済むように、あらかじめICチップに日本円を入金しておいてそこから引き落として使うマネーです。
いわゆるSuicaやPasmo、Edy、iD、nanaco、WAONなどのことです。

 

 

目に見えないお金なのでこれも仮想通貨と概念上呼ばれることがありますが、ビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)とは全く異なります。

 

電子マネーは円などの通貨を使いやすく電子化したもの

 

一方、仮想通貨は、通貨そのものです。

 

電子マネーとは全くの別物。

 

デジタルを信頼していいのか

仮想通貨はインターネット上の通貨です。つまりデジタルです。実体はなく手に取ることはできません。

 

小銭やお札などアナログな現金を使い慣れている私たちは、小銭やお札などの「物体」に価値があると考えてしまいがちです。
しかし小銭やお札などの原価は数円で、それ自体に価値はほとんどありません。そのお金の向こう側にある、目に見えない「価値」を共有し信用しているに過ぎません。

 

つまり、現金も仮想通貨も価値は本来目に見えないところにあるのです。ですから、目に見えないから仮想通貨を信頼できない、というのはおかしい話です。

 

実は、私たちはすでに目に見えないデジタルなお金に慣れ親しんでいます。銀行口座の預貯金などのただの数字もそうですし、クレジットカードもそうです。

 

デジタルだから信用できないというわけではない。

 

従来のお金と仮想通貨の構造の違い

 

従来のお金、つまり円やドルは、国が発行しています。

 

円の構図は、まず日本銀行という中央銀行があって、市中銀行と取引をしています。市中銀行とは私たちが預金口座をもっている銀行です。その市中銀行は、企業や個人と取引をしています。

 

 

つまり、国が発行する通貨というのは、中央銀行を頂点に、銀行、預金者と続くピラミット構造をしています。中央集権的な通貨で、政府が流通量をコントロールしています。

 

 

一方で、仮想通貨は、発行者がおらず、ピラミッドが存在しません。個人のパソコン同士が独立して取引をしています。

この点が、従来の通貨にはない画期的な構造だとして、注目を集めています。

 

従来のお金の発行者は国。仮想通貨は発行者がいない。

 

管理方法の違い

私たちの円は、銀行口座に預金しますね。そのお金は、銀行が徹底して管理しています。台帳を絶対に外部に情報を漏らさないことで、管理しています。

 

仮想通貨は、その逆です。完全にオープンなのです。いつ、どのアドレス(口座)からどのアドレスにいくら移動したのか、など全ての台帳情報が公開されています。

 

取引が始まった2009年からの全取引が公開情報として保存されているのです。ちょろまかしは絶対にできません。完全にオープンで、クリーンで、透明性が高いからこそ、安全なのです。

 

銀行とは真逆の発想ですね。個人がお互いに管理し合っている、ということです。

 

この仕組みを支えている技術が、ブロックチェーンという技術です。ブロックチェーンについては後述します。

 

従来のお金は銀行が秘密管理。仮想通貨はブロックチェーン技術を使って公開管理。

 

個人情報がバレる危険はないのか?

 

前述したように、取引情報は公開情報なので、
仮想通貨の取引は、「どのアドレスからどのアドレスに、いつ、いくら送ったか」が分かってしまいます。

 

しかし、「そのアドレスが誰のものか」は分かりません。

 

つまり、「誰が」送ったのか、受け取ったのかは絶対に分からないのです。
このアドレスは私のものです!と言わない限り絶対に辿れません。
忘れてしまったらたとえ本人ですら絶対にもう分かりません。

 

ですので、取引記録は公開情報なのですが、個人情報がバレる危険はありません。

 

個人情報は辿りつけない。

 

仮想通貨のメリット

 

@インターネット上の通貨なので、送受金が非常に簡単です。
インターネットさえあれば、世界のどこにいても誰にでも、ごくわずかな手数料で送金できます。それも、ものの数秒から数分で完了します。グローバル化が進むこの時代にはもってこいのシステムです。

 

(もちろん、相手が仮想通貨を受け取れる状態であることが前提です。)

 

今この瞬間にアフリカにいる知らない人にお金を送れます。

 

 

A国が崩壊しても仮想通貨は崩壊しません。
たとえば、日本が財政破綻して滅んだとしましょう。私たちがもっている”円”はその瞬間から無価値になります。福沢諭吉の1万円札が何千枚何万枚手元にあったとしても、価値を保証してくれる機関がないわけですから、ただの紙切れになってしまいます。そうなったら大変ですね。

 

日本は大きい国なので当分はそうなる可能性は少ないですが、これが開発途上国や財政不安のある国だったらどうでしょう。自国の通貨で資産を持っているのは不安ですね。

 

そこで、仮想通貨を買うのです。インターネット上で世界中で信頼し合っている通貨なので、財政破綻する可能性のある自国の通貨よりも信頼度が高いのです。日を追うごとに購入者が増え信頼度がさらに増しています。

 

B匿名性が高いです。

 

匿名性が高いということは、誰かの意図によって故意に操作されることがないということです。また、プライバシーも完全に守られます。台帳記録が残っているとはいいましたが、誰が誰に送ったのかまではわかりません。

 

逆に言うと、デメリットの一つでもあり、違法取引の支払いに利用されることもあります。また、一度間違って送ってしまうと、二度と返ってきません。(相手が善意で送り返してくれることを祈るしかありません。)

 

価値を保つ仕組み

仮想通貨は、発行量が決められています
たとえば仮想通貨の中で一番有名なビットコインでいうと、上限が2100万BTCと決められています。これにより、希少価値が生まれ、価値が保たれるのです。これならインフレが起こる心配もありません。

 

ダイヤモンドや金(ゴールド)と同じで、数が限られていて貴重だからこそ皆に価値が認められているということですね。

 

日本円は日本銀行が発行していますから、理論上は政府のさじ加減で上限なくいくらでも発行できてしまいます。

 

発行量があらかじめ決まっている。

 

まとめ

・仮想通貨は、インターネット上の通貨。

・発行者や管理者がおらず、透明性・匿名性が高い。

・発行上限が決まっており希少価値がある。

 

>>マニュアルA仮想通貨を支える技術