A仮想通貨を支える技術

それでは基本知識の続きです。
仮想通貨を支える技術について主に解説していきます。

 

もくじ
・ブロックチェーンとは
・誰がブロックチェーンを作っているのか
・マイニングするには
・複数のブロックチェーンができてしまった場合は
・誰がブロックチェーンを考えたのか
・破たんする危険は
・マウントゴックス事件とは
・仮想通貨はどこで買えるのか
・仮想通貨はどこに保管するのか
・送受金する仕組み
・鍵はどうなっているのか
・まとめ

ブロックチェーンとは

 

ブロックチェーンとは、仮想通貨を管理するための技術です。

 

ブロックとは、仮想通貨の全取引履歴が記録された台帳のようなものです。

 

約10分につき1つのブロックが作られます。

 

このブロックが、約10分おきに、次のブロック、次のブロックへと繋がっていきます。
これがチェーンで繋がっているように見えるので、ブロックチェーンと呼ばれています。

 

ブロックチェーン

 

□ー□ー□ー□ー□ー□ー□ー・・・

 

 

ブロックチェーンとは、ブロック(台帳記録)が連結した情報群

 

誰がブロックチェーンを作っているのか


世界のどこかの誰かです。コンピュータで、多くの人がブロックチェーンを作ろうと頑張っています。

 

なぜそんなことをしているかというと、
一番最初に台帳をまとめてブロックを作り、
そしてそれを以前のブロックに結合し、
ブロックチェーンを完成させた人には、新しい仮想通貨が与えられるからです。

 

つまりブロックチェーンが完成するということはその仮想通貨が新しく発行されるということです。

 

まるで、鉱山を掘っているようですね。一番最初に掘りきった人が金(ゴールド)を手にすることに似ています。

 

ですからこのように、ブロックチェーンを完成させて新しい仮想通貨を発行することを、採掘(マイニング)といいます。

 

マイニングする人を、マイナーと呼びます。

 

マイナーがブロックチェーンを作っている。

 

マイニングするには

マイニングは普通の家庭のパソコンでは歯が立ちません。
約10分でその10分の間の全取引台帳を記録しさらに以前のブロックチェーンのデータの要約をしなくてはならないのですから。
膨大なデータ量ですから相当な処理速度が要求されます。
スーパーコンピューターレベルで世界中の採掘者(マイナー)がしのぎを削っています。

 

なにせ、一番最初に完成させたひとにしかご褒美はないのですから。

 

ところで、仮想通貨は発行上限が決められているものでしたね。
ビットコインでいうと、2100万BTCです。
2017年4月の段階で約1300万BTCが採掘されています。
このペースだと、2040年には全てのビットコインが採掘される計算だそうです。

 

電力の安い国のスーパーコンピューターでマイニングしている

 

複数のブロックチェーンができてしまった場合は

 

時間差(タイムラグ)で、複数のマイナーが同時に複数のブロックを追加してしまい、複数のブロックチェーンができてしまうことがあります。ブロックチェーンが途中で枝分かれしてしまうのですね。

 

この場合は一番長いブロックチェーンが正しい、というルールがあります。他の短いブロックチェーンは捨てられて、一番長いブロックチェーンに次のブロックが接続されます。

つまり、多数決で決まるということです。

 

2017年8月1日に、ビットコインが分裂し、「ビットコイン」と「ビットコインキャッシュ」に分かれました。

 

ざっくりいうと、ビットコインにブロックチェーンが2つできてしまっていて、どちらも取り返しがつかないレベルに長くなってしまったので、じゃあどちらも正しいことにしよう、となったのです。

 

分裂することをハードフォークと言います。
2017年10月25日にもまたハードフォークが起こります。

 

 

一番長いブロックチェーンが正しい。

 

 

誰がブロックチェーンを考えたのか

ブロックチェーン技術で成り立っている仮想通貨は、発行者や管理者がいないという、従来の中央集権的な通貨とは真逆の構造です。

 

これは国家という括りを超越することができる、画期的なアイディアです。ノーベル賞ものです。

 

誰が考えたのかというと、サトシナカモトという謎の人物です。2009年に論文がネット上で発表されたのです。彼(彼女?)については何もわかっていません。

 

サトシナカモトという謎の人物が提案

 

破たんする危険は

 

危険がゼロとは言えませんが、管理者がいない分、誰かの思惑で管理されている従来のお金よりは信頼性が高いと言えるでしょう。

 

安全と思われている日本ですら、かつて明治維新の時にガラリと通貨が変わりましたし、世界大戦を契機に通貨が大日本帝国紙幣から今のお金に切り替わり、従来の紙幣は紙切れになった、という歴史があります。

 

日本ですらこの百数十年で2回も通貨が変わっている。

 

 

マウントゴックス事件とは

日本でビットコインが一躍有名になったのは、2013年マウントゴックス社破綻のニュースでしょう。
あれは、一つの取引所が破綻しただけで、ビットコインが破綻したわけではありません。

 

例えると、ある一つの銀行が破綻しただけで、日本円が破綻したわけではない、ということと同じです。

 

現在も裁判中です。

 

 

取引所が潰れただけ

 

 

仮想通貨はどこで入手できるのか

取引所で購入できます。
取引所については、後述します。

 

 

仮想通貨はどこに保管するのか

 

仮想通貨を入手することと、保管しておくことは、別の話です。

 

通常、仮想通貨はウォレットという電子財布に保管します。
ウォレットには種類があり、オンラインウォレット、ペーパーウォレット、ハードウェアウォレットなどがあります。

 

ウォレットの種類については詳しくは、購入のあとのDで解説します。
買った後、ウォレットで正しく保管しましょう。

 

取引所で買って、ウォレットに保管

 

送受金する仕組み

 

仮想通貨は、インターネットに繋がっていれば、メール感覚で送受金できます。

 

送受金にはウォレットが必要です。

 

自分のウォレットから、相手のウォレットに送金。
もしくは、相手のウォレットから自分のウォレットに受け取る。という形です。

 

 

ウォレットには、
「公開鍵(パブリックキー)」
「秘密鍵(プライベートキー)」
という概念があります。

 

ウォレットを登録するとこの2つの鍵を手にすると考えてください。

 

「公開鍵」は、口座番号のようなものです。
自分のウォレットの公開鍵を他人に教えれば、送金してもらうことが可能です。

 

一方、「秘密鍵」は、通帳と暗証番号と印鑑のようなものです
絶対に他人に見せてはいけません。
誰かに送金するとき、もしくは自分の他のウォレットに移し替えるときはこの秘密鍵を使います。

 

秘密鍵を使って自分のお財布をパカっとを開くイメージです。

 

購入方法のところでまた詳しく解説します。

 

鍵はどうなっているのか

 

鍵は、30数桁の英数字か、QRコードで表現されます。

 

ビットコインウォレット
↑これは私の公開鍵です。ここに送金すると私に届きます。

 

受金したり送金したりするため、鍵を使用する場合は、手動入力では大変なのでコピペするかQRコードを使用しましょう。

 

メール感覚でお金が送受金できるのです。

 

一定の規則に従って作成されているので間違えて入力しても問題ありません。
しかし一度送金してしまうと組み戻しは一切できないので注意が必要です。

 

まとめると、
「秘密鍵」を使って自分のウォレットに入り、

 

 

「公開鍵」を入力して別のウォレットに送るのです。

 

買い物などで利用するときは、まず「秘密鍵」を使って自分のウォレットを操作し、送金先の「公開鍵」を読み取って送金すればOKです。簡単ですね!

 

 

 

まとめ
・仮想通貨はブロックチェーンという技術で成り立っている。

 

・ブロックチェーンとは、台帳記録をまとめたブロックが、チェーンのようにつながっていること。

 

・仮想通貨はウォレットという電子財布で管理する。

 

以上で、仮想通貨の基本の話を終わりにします。お疲れ様でした。
次は仮想通貨の入手方法を解説します。

 

>>マニュアルB仮想通貨の入手方法